スニーカー安全靴、セーフティシューズの注意事項

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スニーカー安全靴、セーフティシューズの注意事項です。

▼使用上の注意

１、鋼製先芯はつま先部を保護するもので（JIS T8101）安全靴に定められた試験条件でS級に適合する性能を有していますが、それを超える衝撃や圧迫に耐えうるものではありません。

２、一度、衝撃や圧迫を受けたスニーカー安全靴は外観のいかんに拘わらず使用しないでください

３、先芯が露出したり底意匠が磨り減って無くなった場合には使用しないでください

４、つま先部には鋼製先芯が入っていますので、足入れには充分注意して、お求めください

５、足に合わない製品を履くと足の健康を損ない、擦り傷等の原因となります。
足にあったサイズをお選びください

６、破れの原因になりますので、尖った物や鋭利な刃物等で傷つけないようにご注意くださいませ

７、ご使用前に穴あき、汚れ等を点検し注意してお使いください

８、ご使用後は汚れをよく洗い落として陰干しし、直射日光をさけて保管してください

９、乾燥する時は、直射日光やストーブ等での乾燥は避け、風通しの良い日陰で乾燥させてください

１０、　直射日光の当たる場所や車内等の温度が高くなる場所での保管や長時間の放置は製品の変形や変色等の不具合の原因となる恐れがありますのでお避けください

１１、地面の状況により滑る恐れがありますのでご注意くださいませ

**安全靴の性能　JIS T8101**
種類	重さ20kgの鋼製ストライカを所定の高さから落下させた場合		圧迫試験条件	試験時の中底先芯のすきま
記号	衝撃エネルギーJ （kgf・m）ジュール	落下高さ（cm）	圧迫力N （kgf）キロニュートン	サイズ（cm）	すきま（mm）
H級	100（10,2）	51	15（1,531）	23以下	12,5以上
				23,5～24,5	13,0以上
S級	70（7,1）	36	10（1,020）	25～25,5	13,5以上
				26～27	14,0以上
L級	30（3,1）	15	4,5（459）	27,5～28,5	14,5以上
				29以上	15,0以上

▼↑上の表の説明は

例えば真ん中のS級のパターンで説明しますと、まずスニーカー安全靴のつま先部分に36cmの高さから20kgの重さの物を落とした時にかかる衝撃が70ジュールという力がかかるという意味です！

この70ジュールという単位はJIS規格や世界基準の単位になります。

そして、その横の列の【　10（1,020）　】というのは1,020kgという意味になるので合計約1トンの意味になる訳なんですね

つま先部分に、この1トンの圧力が加わった時、23cmの靴の場合、つま先に12,5mm以上のすきまが有ればJIS規格相当に当たる基準を通過していますよ♪といった意味の表なんです

正式なJIS規格の安全靴を買うと日本製になるのでどうしても金額が高くなってしまいます。

値段を安くする為には海外で大量生産あうれば安くなります。

ですが、海外で生産すればJIS規格が通らないんです！

▲簡単に言ってしまえば↑こういった事が理由でスニーカータイプの安全靴、セーフティシューズの種類がたくさん増えてきて、さらに良く売れるようになってきたのです。

でも、実際に各メーカーさんごとにかなりの時間とコストをかけてJIS規格相当に値する商品の開発をしましたので安全は安全なわけなんですね

でも、やっぱり審査の厳しい会社・工場さんでは、こういった海外製の安全靴は採用されない方が良いと思いますし、監査委員会での審査が通らないとダメなので採用されない事が多いです。。。

（近年、生産コストや経費の削減でたまに採用される事も増えてきましたが、とりあえず1足だけ見てみて会議で検討されてから採用という事例があります）

●スニーカー安全靴は安全靴（JIS規格）ではありません。

という事でコスト面で対応するのにもってこいのJIS規格相当に値するスニーカー安全靴はこちら▼